「運動不足を解消したい」
「まずはウォーキングやランニングを始めたい」
「歩くとふくらはぎばかり疲れる」
「以前走ったとき、膝や腰が気になって続かなかった」
「自分の歩き方・走り方が合っているか分からない」
このようなお悩みはありませんか?
歩く・走ることは、身近な運動です。
最初から長時間頑張る必要はなく、今の体力に合わせた短い歩行から始められます。
「近所を一周する」「買い物の行き帰りに少し歩く」など、生活に取り入れやすい形で試してみましょう。
続けるために確認したいのが、運動量と身体の使い方です。
この記事では、歩行・走行の仕組み、負担が偏りやすい動き、自宅ケアを紹介します。
歩く・走るとき、身体はどのように働く?

歩行・走行の基本は、片脚で身体を支え、反対の脚を運ぶ動作の繰り返しです。
片脚で支える間は、中殿筋というお尻の横側の筋肉などが、骨盤や股関節の動きを調整します。
お尻の大きな筋肉である大殿筋や、太ももの前側の大腿四頭筋も、股関節・膝の動きや身体の支持に関わります。
ふくらはぎの下腿三頭筋は、身体を支え、前へ進む力を生みます。
つながっているアキレス腱は、伸び縮みする性質も利用しています。
筋肉の役割は動作の局面によって変わり、一つの筋肉だけで歩いたり走ったりするわけではありません。
足のアーチは荷重に応じて形を変え、身体を支えます。
体幹も、胸郭と骨盤の動きを調整しながら、上半身と下半身をつなぎます。
歩行には両足が接地する時間があり、走行では一般に両足が地面から離れる局面があります。
負荷のかかり方も異なるため、走り始めは歩行と組み合わせて慣らしていきましょう。
歩行・ランニングで見られる4つの動作の偏り
1.歩幅を無理に広げ、足を前へ投げ出す

ランニングでは、同じ速度でも歩幅や足を運ぶリズムによって、着地時のブレーキ作用や膝・股関節の負荷が変わります。
足を前へ届かせようと脚を伸ばしすぎ、膝周囲に疲れが集中する場合は、歩幅を少し控えて無理なく刻めるリズムを試すのも一案です。
歩行でも「大股で歩かなければ」と頑張りすぎず、自然に脚が運べる幅を探しましょう。
かかと接地そのものが悪いわけではなく、全員がつま先接地へ変える必要もありません。
2.片脚で支えるとき、膝が大きく内側へ入り、骨盤が大きく傾く

片脚で身体を支えるときは、股関節・膝・足部が連動します。
膝の内側への動きや骨盤の傾きが大きく、同時に痛みや疲れがある場合は、負担のかかり方を確認したいところです。
ただし、自然な骨盤の動きまで異常ではありません。
見た目だけで「お尻の筋力不足」と決めず、可動域、速度、疲労、痛みなども確認します。
まずは支えを使った重心移動で、左右の支えやすさを比べてみましょう。
小さな左右差だけで問題とは判断せず、痛みなく支えられる範囲を確認します。
3.足首の動きが小さく、足裏やふくらはぎに負担が偏る

足首が曲がりにくいと、かかとを早めに浮かせるなど、別の動きで補う場合があります。
同じ部位へ負荷が集中すると、足裏やふくらはぎの疲れが気になることもあります。
一方、アーチが下がる「回内」は自然な動きにも含まれます。
扁平足や回内だけを問題にせず、運動量や靴、膝・股関節の動きも合わせて確認しましょう。
足首をゆっくり動かす練習から、動きやすさを確かめてみてください。
4.胸を張りすぎて腰を反らす、上半身を固めて動く

「姿勢よく歩こう」と胸を張り、お腹や背中を固め続けていませんか?
力みが強いと、呼吸や体幹・骨盤の自然な動きを妨げることがあります。
腰や背中の張りが気になる場合は、いったん力を緩め、呼吸と腕振りが楽にできるか確認しましょう。
腰の反りや猫背だけで痛みの原因は決まりません。
形を固定するより、動きやすさや運動後の反応を見て調整することが大切です。
まずは自宅でできる、4つの簡単なケア
以下は、痛みのない範囲で試すための開始例です。回数は減らして構いません。滑りにくい場所で安定した支えを使い、呼吸を止めずに行いましょう。

1.足首の前後運動
目的: 足首を曲げる動きを確かめます。
壁に手を添えて片足を前へ出し、かかとを床につけたまま膝をゆっくり前へ動かして戻します。
膝はつま先と同じ方向へ動かします。
目安:左右5〜8回。 膝を無理に押し込み、痛みを出すほど動かさないようにします。
2.椅子からの立ち座り
目的: お尻と太ももを使い、身体を支える練習です。
キャスターのない椅子を壁につけ、浅く座って足裏を床につけます。上体を少し前へ傾けて立ち、ゆっくり座ります。
目安:5回から。 必要なら肘掛けを使い、勢いや反動で立ち上がらないようにしましょう。
3.両脚でのかかと上げ
目的: ふくらはぎで身体を支える力を使います。
壁や固定された台に手を添え、両足を腰幅に開きます。両方のかかとをゆっくり上げ、静かに下ろします。
目安:5〜10回。 高さを競わず、アキレス腱や足裏に痛みが出る場合は中止します。
4.左右への重心移動・片脚荷重
目的: 片脚へ体重を移し、支える感覚を練習します。
固定された台を持ち、両足で立ちます。体重をゆっくり左右へ移し、余裕があれば反対側の足を軽く浮かせます。
目安:左右3〜5回、各3秒程度。 支える手を離さず、ふらつく場合は両足を床につけたまま行います。
これらは、身体を動かすきっかけとなる練習です。フォームの改善やけが予防を保証するものではなく、実施後と翌日の痛み・疲れも確認してください。
AXIASで行う、身体の使い方の確認と運動サポート

自分では、普段の動きの癖や負担のかかり方を把握しにくいこともあります。
AXIASでは、次の流れで運動をサポートします。
1.目的と現在の動作を確認する
運動の目的、日頃の活動量、痛みの有無を伺い、立位だけでなく歩行や立ち座りも確認します。
2.動きや筋力を確認する
足首・股関節の動き、体幹や下肢の筋力、左右の違いを整理します。
3.支える・踏み出す動作を練習する
一人ひとりに合った運動を選び、身につけた筋力を歩行などの動作へつなげます。
4.続けやすい運動量を一緒に考える
運動中と運動後の反応を確認し、自宅ケアや生活に取り入れやすい量へ調整します。診断や治療が必要な場合は、医療機関への相談を優先します。
まとめ|自分に合った身体の使い方で、運動を続けよう
運動不足の解消は、短い歩行から始められます。
身体の使い方と運動量の両方を見直しながら、自分に合う続け方を探していきましょう。
「自分も、このような身体の使い方になっていないかな?」
「これから歩く・走る習慣をつけたいけれど、何から始めればよいか分からない」
そのような方は、Personal Training Gym AXIASの無料体験で、普段の歩き方や身体の動かし方を一緒に確認してみませんか。
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